森本です

今日は厄介なエンジンのお話です。

アウディに搭載されている2.0TFSIエンジンです。 低速からトルクもあって当初は素晴らしいエンジンと感心していたのですが、このエンジンはオイルを過大に消費してしてしまう重大な欠点があります。省燃費やロングライフオイルに対応して設計した結果、オイルを意図的に燃焼させるような構造になっているからです。超簡単に言うとピストンが小さいのです。

ピストンとリングが小さい・・・・これはロスがなくなり(燃費向上)、ピストンの作動時にブローバイオイルを燃焼させる(ロングライフオイル対応)を狙ったものです。結果として1000キロくらい走ると1リットル位のエンジンオイルを継ぎ足す必要があります。オイルの消費を理解してしている方は定期的にオイル量をチェックし、必要であれば指定オイルを補充していれば何の問題もありません。しかし、知らない方はオイルが消費しきっての警告が表示された後にオイル足すことを繰り返します。結果としてエンジンにはあまり良くない環境になってしまうのです。すべてのオーナーにオイルを定期的にチェックしてくださいという事を求めるのは間違っていると思います。 それで対策としてディーラーさんではオイル消費をチェックして規定の範囲を超える車に関しては対策品のピストン・リングを交換するそうです。対策品と聞くと「直る!」と思うオーナーさんも多いと思いますが、実際はオイル消費は改善されても燃費は悪くなるようです。エンジンの設計というのはそんなに甘いものではなく、当初の設計と違うパーツを組み込むというのは単なる苦肉の策でしかないようです。

ネット上でこの話が取り上げられているのは、あくまで保障期間内の話であることと、保障期間内であるからメーカー指定オイルしか入れていないユーザーさんの話でしかありません。エンジンもオイル(指定純正オイル)も消費させることを目的に設計されていますから、もしかしたらオイル側だけでも粘度や銘柄を別物に変えたり最新いくの添加剤を入れる等でオイル消費量は変わる事があるかも知れません。そもそもドイツの車メーカーがロングライフオイルを使いたがるのは環境云々以前にドイツ本国では廃油の処理に大変面倒なことがある事だけであり、継ぎ足しによって純正オイルの内部の添加剤の効能を維持していく目的以外はエンジンにとってはスラッジが残るだけで実際は何も良い事はないのです。ワーゲン・アウディのV6・V8エンジンのチェーン廻りの損傷も多いのですが、これもまたロングライフオイルを信じて継ぎ足しを繰り返すことで起こる事例です。ロングライフ対応(というより指定)になっている車に関してはケミカルマニアの自分としては大変興味があるところです。

おまけ

前回のメカニック中井氏の更新で「森本氏は広告を見て招き猫を購入してました」とありました。

それがこれです。ENDOXのマスキング中にチラシの一部にこれがあり、招き猫が自分の方を見つめていました。チラシを良く見ると凄い御利益を体験された方のエピソードが満載です!アホなんで即日に発注! 数日後、届いてから(まず妻に馬鹿にされてから)箱を開けてびっくり。「ちっちゃ!」・・・。金額のわりに物凄く小さいのですこれ。そして肝心の御利益ですが、幸運の女神くじから始まり、オータムジャンボなどすべてダメです。何だこりゃ!(怒)と思いましたが、年末に溜まりに溜まった御利益が一気に来るかも知れません。年末ジャンボのためにも毎日手を合わせる事にします。 いや、御利益がないのは招き猫と一緒に同梱されていたチラシにあった水晶も買わなきゃダメかも・・・・(笑)